4. 発音は大事?
皆さん
こんにちは、たにやんです。
英語を話す際に発音が大事だと言う方は多いです。
ネイティブとか帰国子女とかの英語に憧れるのはよく理解できます。
ただ英語でのコミュニケーションに発音がそんなに大事かと言われれば、
答えはNoです。
私はアメリカの院時代にESL(第二言語としての英語)を留学生向けに教えた経験があるのですが、発音は"mutually intelligible(相互に理解し合える)"レベルであれば正直問題ないと思っています。
今やネイティブとだけではなく中国人とかインド人とかノンネイティブとも英語で意思疎通を図る必要がある時代です。
お互いに相手の発音がわかれば、それで全くコミュニケーション上本来は支障がないはずです。
日本人の場合、きれいな発音の英語を話さなければ通じないとの思い込みが強い傾向がなぜかあります。言うなれば、発話の「外形」へのこだわりですね。
一方、他の国・地域の英語学習者に多く見られるのは、発音はほどほどに自分の意見なりアイディアなりを英語でどうきれいに伝えるか、これまた言うなれば発話の「内容」にこだわる傾向が垣間見えます。
みなさんは英語で話すのに本当に大事なのはどちらだと思いますか?
そうです。
実は、発音は相手が自分の発話を理解さえしてくれれば、それで十分です。
むしろ本当に大事なのは日本語でも英語でもコンテンツです。
とは言え、発音の学習が最低限は必要です。
専門的にはフォニックスと呼ばれる発音の基本ルールさえ押さえておけば、実際の聞き取りでも発話でもグッと楽になります。
その際に、私が個人的にお勧めしている学習教材は下記です。
Sounds of Speech
https://soundsofspeech.uiowa.edu/main/english(PCサイト版・無料)
https://soundsofspeech.uiowa.edu/home(iOS・Androidスマホアプリ版・有料)
アメリカのアイオワ大学が開発・運営しているので、英語での操作表記にはなりますが、PCサイトにしてもスマホアプリにしても発音の仕組みを動画形式で学ぶことができます。
ただし、こちらの教材は全てアメリカ英語に対応です。
使用動画のサンプルもあるので、ご覧いただいて興味・関心を持った方はぜひ使用してみて下さい。
発音は学べば聞くことも話すことも必ずできるようになりますよ。
それでは、また。
Let's keep learning English together!
たにやん